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入梅間近の素人カメラマンの休日・其の壱(下町編) [Caplio君と歩く♪]

5月の連休に新しいカメラ(CanonのPowerShot G7)を買って1ヶ月あまり。
カメラの面白さに、すっかりハマッてしまったブルテです。
お蔭さまで、So-net Photoも、デビュー1ヶ月にして、アクセス数、nice!の数ともに
柴壱をはるかに超えてしまいました。

6月に入り、梅雨入り目前の先週末、写真の練習もかねて
柴壱が以前から考えていた「ぶらり旅」を決行してきました。
(ホントは、平日に「お一人様」で行くつもりだったんですけど)

以下、写真多くて重いですが、お時間のある方、覚悟の上お付き合いくださいませ。


まずは、黄色い電車の両国駅からスタートです。
ここは、言わずと知れた相撲の街。駅を出ると、八角形の両国国技館が出迎えてくれます。

  

夏場所終了直後というのに、幟が立ち、何やらすごい賑わいです。

  
この日は元小結・旭鷲山関の引退相撲&断髪式が行われたようでした。

両国国技館の隣には、柴壱の好きな江戸東京博物館があるのですが(上の写真で国技館の背後)
ここは、じっくり時間をかけてみたい所なので、今回はスルーして先を急ぎます。

国技館近くを歩いていると、「懐かしい丸型ポスト発見!」
  
と思ったら、陸奥部屋の郵便受けでした。
「陸奥部屋って誰の所だっけ…」と思い出せなかったのですが、
細い体で苦労して大関まで上りつめた霧島関の部屋だと、あとでわかりました。
建物全体が、シックで洒落た感じの部屋です。

さらに歩くと、ほどなく両国橋のたもとに着きました。

  

ここは、隅田川に架かる橋の中でも2番目に古い橋とのこと。
文字通り、武蔵・下総の両国を結ぶ橋で、江戸時代には交通の要所であり
橋のたもと辺りは、今でいう繁華街だったそうで、井上さんのお芝居・江戸庶民三部作
(「雨」「小林一茶」「藪原検校」)にも登場するのです。

  

現実の世界では、震災時帰宅支援マップによれば、都内で万一のことが起きた時
千葉に住む柴壱は、ここを通ることになります。
ということで、一度、歩いて渡ってみたかったのでした。

  

現在の橋は、昭和初期に架けられたものらしいのですが、欄干の手摺りだけは木製で
江戸の風情を漂わせている感じです。

橋の上から上流方面を見れば、普段、秋葉原、新宿方面に出かける時は
当たり前のように利用している黄色い電車が。

  

その奥の方には、某ビール会社の金色のウ○チ雲形のオブジェが見えます。
このあと、そこまで移動して、水上バスで隅田川下りをするのです。

両国橋を渡りきると、そこは神田川との合流地点。
最初に架かる橋が柳橋です。

  

この界隈、江戸時代から栄えた日本有数の花街だったそうですが
今では、かつての料亭もすっかりビルに変わっています。

  

それでも、裏道を入ると、車のすれ違えないような狭い路地に
花街だった頃の面影が、ちょっぴり感じられます。

  

神田川2番目の橋・浅草橋から隅田川方面を臨むと、両岸には船宿と屋形船が。
屋形船を借り切って、夏には花火見物、な~んていいですよねぇ。
そんな贅沢な遊びも、このあたりが花街だった頃の名残りでしょう。


このあと、浅草橋から、都営地下鉄で浅草まで移動します。
余談ですが‥‥
地方からの観光客や、東京近郊でも下町に詳しくない方は、勘違いされるのですが
浅草橋と、観音様のある浅草は、全然違います。
というか、直線距離にして1.5~2キロくらい離れています。
JRの浅草橋駅にも、「浅草寺は、都営地下鉄に乗り換えて2駅」と
ちゃんと案内が表示されているのですが‥‥
歩ける距離だと勘違いされる方が多いようなのです。
ま、歩くことが目的なら、十分歩ける距離には違いありませんが、
柴壱たちは、先を急ぐので、地下鉄利用です。


浅草に着くと、先ほど両国橋から幽かに見えたビール会社の金色オブジェが。

  

近くで昼食を取って、ここ吾妻橋から、水上バスで川下りとなります。
浜離宮庭園まで、約40分の船旅です。

  

隅田川では、「橋の博物館」のように、いろんなデザインの橋を次々見ることができます。

  

が、お天気のいい休日とあって、船内大混雑で、写真は思うように撮れませんでした(´・ω・`)

  <駒形橋>
  

  <厩橋>
  

  <蔵前橋>
  
この橋の西岸に、昭和59年まで蔵前国技館があったことから、
欄干は、相撲にちなんだモチーフになっています。
  

<JR総武線鉄橋>
  

<両国橋>
  
先ほど歩いて渡った橋を下から眺めるのも、また楽し。
  

<新大橋>
 
黄色い塔が特徴的なこの橋、私はあまり記憶にないのですが、ネット調べによれば
キムタク主演の「ロング・バケーション」のロケ地に使われたそうです。

<清洲橋>
  
ドイツのライン川にかかるケルンのつり橋をモデルに造られたそうです。
  
こちらも曖昧な記憶ではありますが‥‥
ドラマ「男女7人夏物語」で、さんまさんとしのぶさんが、
この橋の上で会ってはケンカしていたような‥‥
いずれにしても、ドラマにはよく登場する、ちょっとステキな橋ですよね。

  <永代橋>
  
これがまた、ライトアップされるとキレイらしいです。

  <中央大橋>
  
隅田川に架かる橋の中では、一番新しくて、平成5年にできたそうです。
上の新大橋もそうなんですが、この斜帳橋って好きなんです。
この、白鳥が翼を広げたようなデザインが。

この辺りまで来ると、ウォーターフロントの高層マンション群が次々と目に飛び込んできます。
  

<佃大橋>
  

<勝鬨橋>
  
いよいよ、東京湾への出口です。
ここ勝鬨橋は跳ね橋で、かつては大型船が通るたびに開閉していた、というのは
有名ですよね。
ああ、タイムスリップして、一度跳ね上がるのを見てみたい!! 


さて、勝鬨橋を過ぎ、東京湾へ出ると、ほどなく浜離宮庭園です。
水上バスは、日の出桟橋まで行きますが(そこからお台場方面へ乗り換えられるのです)
柴壱たちは、浜離宮庭園で下船。

  

乗ってきた水上バスが、汽笛を鳴らして狭い水門を行く姿を見送ります。

「入梅間近の素人カメラマンの休日・其の弐」へつづく‥‥つもり。
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りざっち

下町散策、いいですね。
りざっちも浅草や浅草橋、好きでよく行っていました。
懐かしさでnice!です。

結婚前、「清洲橋」と「永代橋」の間にある「隅田川大橋」の近くに住んでいました。
渋滞で有名な箱崎ジャンクションがあるところで、隅田川に架かる橋の中では風情のないところです。
ただ、川沿いの遊歩道では、ドラマの撮影も多く、「仮面ライダー」時代の「オダギリジョー」さんのサインをもらったこともあります。

其の弐を楽しみにしています。
by りざっち (2007-06-08 20:52) 

みゆき

どれもとってもキレイで良い写真ですね。
ウォーターフロントの高層マンション群の写真はなんだか日本じゃないみたいです。
ビール会社のオブジェは、初めて東京に行く時に買ったガイドブックの表紙に載ってて、「なんや、このう○ちみたいのは?」と思ってしまいました。
たしかアサヒビールでしたっけ?
by みゆき (2007-06-08 22:10) 

椎名

暑くて大変な小旅行になったでしょうね、お疲れ様です。
いやはや、柴壱さんもブルテさんもいい腕をお持ちです。
ぜひ、お2人にnice!をお送りしたいです!

旭鷲山の断髪式、行きたかったなー。引退は知っていたのですが、
あとから新聞でチェックする羽目になってしまいました。

隅田川の水上バスは、小さい頃乗せてもらったっきりなので、
改めて今乗ってみたいですね。


そうそう。例のウ○チビルの中に、以前椎名は入ったことが
あるのですよ!!中はね・・・・(秘密です)
by 椎名 (2007-06-09 02:48) 

スザンナ

どの写真もほんとステキです。
私も水上バス乗りたいです。
おしゃれな吊り橋はさすがロケで使うのですね~!
船の中から橋を見るのはまた違った楽しみですね♪

柴壱さんのさころに来ると、家のパソコンがプッツンすることが続いて困ってました。今日はなんとかコメントがかけてホッとしてます(^-^)

以前の記事のことですが、今年もわんこよみを計画してくださっているんですね。今年はもう少し頑張ってみます^^;
by スザンナ (2007-06-09 15:46) 

チヨロギ

お二人の写真の競演、楽しませていただきました。
帰宅支援マップ、私も持っていますが、
ちゃんとルートを把握していませんでした・・・(汗)
一度歩き通してみたいという無謀な野望(?)はあるのですが。
それと水上バス、私も大好きです(^^♪
それぞれの橋に個性があって、ほんとにおもしろいですよね。
by チヨロギ (2007-06-10 23:34) 

柴壱

♪りざっち様♪
コメレスが遅くなってゴメンナサイ、です。
nice! 1票ありがとうございます~☆ 手動アップしました!!
りざっちさんは隅田川の近くにお住まいだったのですね。
隅田川は、どこをとってもそれぞれに個性的な顔を持っていて楽しいですよね。
ドラマや映画の舞台になっているのを見ると、多摩川の絵よりも
胸がキュンとなるのは、柴壱が千葉の人間だから…でしょうか、ね(笑)。
by 柴壱 (2007-06-17 17:38) 

柴壱

♪みゆき様♪
nice! ありがとうございます~☆
コメレスがおそくなってゴメンナサイ。
日本中どこもかしこも、住宅が天に向かって増えていますが、
このウォーターフロントは、日本の風景ではないみたいですよね。
このあたり、都心へのアクセスも便利なのでちょっと憧れてしまうのです^^;
ウ○チのビルは、アサヒビールの建物で、浅草の比較的新しい名所です。
by 柴壱 (2007-06-17 17:47) 

柴壱

♪椎名さま♪
nice! 1票ありがとうございます~☆ 手動アップしました~!
このところ、相撲にちょっと疎くなっていて、旭鷲山の引退のこと
知らなかったんですよ。あとで雑誌を見て、6/2に引退相撲だった、と知ったわけです。
モンゴル出身の新横綱が誕生したばかりで、土俵入りも盛り上がったでしょうね。
水上バスは、何度乗っても楽しいですよ~♪
早くも、また乗りたくなった柴壱です。ウンチのビルの中はビアホールでは?
次に水上バスに乗りに行く時は、ビルの中も覗いてみたいです(^^)
by 柴壱 (2007-06-17 17:54) 

柴壱

♪スザンナさま♪
nice! ありがとうございます~☆
写真やサイドバーが重くて、プッツン続きでスミマセンでした(^^ゞ
隅田川の水上バスは、初夏や秋の気候のいい時季が、特にオススメです。
川風を感じるのって、気持ちいいですからね。
橋って、車が上を引っ切り無しに通って、よく崩れ落ちないものだなぁ…と
下から眺めると、その建築技術に感心させられます(^^)

わんこよみの件、またよろしくお願いしますね。
by 柴壱 (2007-06-17 18:05) 

柴壱

♪てくてく様♪
nice! ありがとうございます~☆
by 柴壱 (2007-06-17 18:08) 

柴壱

♪チヨロギさま♪
nice! ありがとうございます~☆
「帰宅支援マップ」、わりと出てすぐに買ったのですが、
最近は「千葉版」とか○○版とか、いろいろ出ているみたいですよね。
いざ、という時には、通るべき道が崩れて封鎖されている場合などもあるそうで
結局、役に立つのかどうかよくわからんのですけど、ね。
でも、私も、一度歩き通してみたい、なんて無謀なこと考えてますよ(^^ゞ
by 柴壱 (2007-06-17 18:19) 

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