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ニコライ・トカレフさんに会ってきました!(@_@) [たまにはピアノのことも]

昨年は、モーツァルトイヤーで、かつ「のだめブーム」だったというのに、
お金を払って生音を聴くチャンスが、一度もありませんでした。
今年こそは‥‥(といっても、すでに半分が過ぎましたが)ってことで、
先週木曜日(7/5)、久しぶりにピアノのコンサートに行ってきました。

  

今年の2月初めごろ、【イープラス】からのメルマガで、このニコライ・トカレフ氏のピアノコンサートの
案内があったので、何気なくクリックしてみると、
突然「ラ・カンパネラ」が耳に飛び込んでくるではありませんか。
折りしも、柴壱自身が「カンパネラ」の楽譜と格闘していた時期で、一瞬、何が何だかわからず
キョロキョロと部屋の中を見回してしまったのでした。
リンク先のページに飛んで、自動的に曲が流れただけ、という単純な話だったんですけど(笑)
地元、船橋でも公演があるということで、前売り日を待ってチケットを買うことにしました。
イープラスでゲットしたのは6列目の下手寄り通路側という非常にありがたいお席。

舞台に現れたトカレフ氏は、ダークなシャツに黒のパンツというラフなスタイル。
曲の合間ごとに、シャツの襟元にやたら手をやるのは、ちょっと気になりましたけど‥笑
端正な顔立ちで、1曲ごとにハニカんでお辞儀をする姿に
クラッシック界のハニカミ王子や~! と一人でツッコミ入れてみたりして。

   

プログラムは、地味めですが、モーツァルトからバレエ音楽まで、とバラエティに富んでます。
実は、このチケットをゲットした2月頃、
「カンパネラ」の次、来年の発表会はショパンのソナタ2番にしようかな‥‥
などと、密かに企んでいたこともあって、ちょっと楽しみでした。
ま、柴壱の方は早々に断念してしまいましたけど…w
いえ、トカレフ氏の演奏を聴いたら、早々に断念して正解、という感じでした。
また「子供の情景」のように、比較的弾き易いと思われがちな曲を聴くのも興味深くて、
実際には、こういう曲こそ難しいんだ、思わされるわけです。
いつか、「トロイメライ」あたりとも、じっくり向き合ってみたいな、などと思ったのでした。

アンコールには、彼が親善大使を務めることになった映画「ピアノの森」のメインテーマ、
そして、馴染みの「ラ・カンパネラ」と「別れの曲」。(これらは予告されてました)
特に、「カンパネラ」は楽しみにしていたのですが、
「これでもか!」というようなテンポと力強さ。
やはり、若さですなぁ。
イープラスのプロモに使っているくらいなので、彼の十八番なのでしょう。
アンコールのラストは、どこかで聴いたことあるような‥‥
と思っていたら「鉄腕アトム」のテーマ曲。会場内からも「あぁっ」という声が洩れていました。
こういうのも、また楽しいですワ。

それにしても、このトカレフ氏、プロフィールを見ると1983年生まれですって。
日本で言えば「山口百恵(80年引退)を知らない世代」ですよ!(←最近、歳の話はこればっかり)
それでも、来日10周年記念とのこと。キャリアはすごいんですね。

若さ溢れるダイナミックな演奏を、すっかり楽しませていただきました。

このコンサート、サンケイリビング新聞社と、関東近郊各地(12ヶ所)の公共ホールや文化振興財団との
共催ということで、価格設定も3千円程度、とリーズナブル。
それに地元のホールで聴けるというのもうれしい話です。
(もっとも、船橋の文化ホールは多目的ホールなので、芝居も音楽も半端でビミョーなんですけど…)
普段、あまりクラッシックのコンサートに馴染みのない人たちの裾野を広げるためにも、
こういう企画は、どんどんやって欲しいものです。
今月22日まで関東近郊各地で巡演してますので、興味ある方は【コチラ】をどうぞ。

♪ ♪ ♪ ♪ ♪

トカレフ氏の「ラ・カンパネラ」に刺激を受けて、柴壱も久々に「カンパネラ」にチャレンジ。
しかし、あれから(発表会から)早や2ヶ月半。
たかだか5~6分の曲を弾ききるパワーが、すっかり落ちていることに
ひどく落胆した柴壱なのでした。
音楽も体力勝負ですわぁ。


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コメント 6

柴壱

♪ぐす様♪
nice! ありがとうございます~☆
by 柴壱 (2007-07-12 02:41) 

柴壱

♪Coconaさま♪
nice! ありがとうございます~☆
by 柴壱 (2007-07-12 02:42) 

私、トカレフ大好きです!!
初めて演奏会を聴いたのは彼が14才ぐらいで、まだマシュマロカットをしていたのでした!ほんとにかわいかったですよん。しかし、プログラムはかわいくなかった・・・ベートベンの熱情で始めて、展覧会の絵やらイスラメイやらすごかったですよ!その翌年も聴いて、アンコールに鉄腕アトムを弾いてくれたのがとっても印象的でした。
そして、去年久しぶりに芦屋に来たので、行ってきましたが、すっかりおにいちゃんになって・・・・というか風格がでてました。また、行きたいピアニストのひとりです。
by (2007-07-12 16:00) 

チヨロギ

この前「ピアノの森」の予告編を見たのですが、
アシュケナージが演奏するというので「おぉ!」とびっくり。
あの映画の親善大使がトカレフ氏なんですね。
調べたら、うちのほうでも公演予定が!
でも当日引き換えの先着順・・・というのであきらめました;;
「鉄腕アトム」も彼の十八番なんですね。うれしい限り^^♪
by チヨロギ (2007-07-15 01:05) 

柴壱

♪fukumusumeさま♪
nice! ありがとうございます~☆
トカレフさん、お好きでしたか~! よかったですぅ~(って何がだ?)
若い演奏家のライブを聴くのも楽しいですよね。
それに、こんなふうに、地元で、比較的リーズナブルなお値段で聴けるのは
ウレシイです。
ますます人気が出て、チケット取り難くなるのはイヤだなぁ。
14歳のかわいくない「熱情」聴いてみたかったですぅw
by 柴壱 (2007-07-15 01:53) 

柴壱

♪チヨロギさま♪
nice! ありがとうございます~☆
「ピアノの森」って、小学生が主人公のアニメ映画ですよね。
その吹き替え演奏をアシュケナージが担当ってのは「どうよ?」と
ちょっと思ったんですけどねぇ。
トカレフ氏のコンサート、船橋では当日券がいっぱいありそうだったですよ。
イープラではなく、主催者扱いのチケットだけど。
こういうのも、評判が評判を呼んで、後になるほどチケ取り難くなるんでしょうかねぇ。
by 柴壱 (2007-07-15 02:05) 

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